「BABY」




「えっ!岩城さんにも、ちっちゃい時があったの?」

(どうやら、このチビスケは信じていないらしい)

「小野塚にも?宮坂にも?」

(こらこら。呼び捨てはどうなんだ)

「うっそだぁ〜。」



そんなわけで…とある日の岩城邸。

あまりにも香藤が信じないので、みんなで産まれた時の写真を持ち寄る事になった。



「うわっ。宮坂だ」

「なんだよ。かわいいだろ。かわいいって言え!」

「小野塚。これ、どこ見てんの?」

「乳児にカメラ目線はないっしょ。」

おなかを抱えて笑い転げている。それでもきっと一番小さな香藤。

「それで岩城さんのはどうしたんですか?」

「俺達のより岩城さんのが見たいですよね」

「そんなに期待されると困るんだけどな」

ちょっとテレながら1冊のアルバルを机の上に出した。

実家から送ってもらったものらしい。

「あらぁ。岩城さんって赤ちゃんのときから別嬪さんですね」

「本当だ。きれいな赤ちゃん」

「そんなことない。誰でも一緒……って。おいっ香藤?香藤?どうしたんだ」

ちょっと呆然としている香藤。

「本当だ。ちっちゃい岩城さんがいる」



そしてその中の1枚にケーキを前にした岩城さん。

「これ誕生日ですね」

「いくつくらいですかね?」

「ああ。5歳くらいかな」

「俺も会いたかったな。この岩城さんに…」

さっきまであんなに騒いでいたのに、心なしか元気がない?



「仕方ないだろ。それじゃ今年の俺の誕生日には一緒に写真を撮ろうか」

「えっ?うん。うん。写真!写真!」



今年の誕生日は香藤を前にした岩城さん。

その写真の前には自分の赤ちゃんの写真と一緒に写る3人と香藤。

こうして増えていくのだろう。たくさんのかけがえのない思い出が。







2008.1 千尋




ああ、またその愛らしさに心がキュンとしてしまいました・・・・
岩城さんのBDに絡めて・・・ということで
いつもお世話になっている千尋さんから
またまた素敵なお話をいただきましたv
小さな岩城さんを見てちょっとショックを受けている
香藤くんが何とも言えません・・・・・
可愛いんだけど・・・切なさもあるよね・・・・

千尋さん、素敵なお誕生日話、本当にありがとうございますv