■同じく宝物でいただいた千尋様のSS(+管理人の)をお読みになられてからどうぞv■


※ その後 ※




 ・・・・・・・?・・・・・

 ・・・あれ?・・・・・・・・・

 いま、何時?

 たしか 朝になって 岩城さん帰ってきて

 嬉しくて・・泣きそうになって・・

 岩城さんの胸にしがみついたら

 ギュッて抱きしめてくれて・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 それから どしたっけ・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 でもここ あったかい・・・

 いいにおいもする・・・・・・・・・・・・

 これ・・・岩城さんのにおいだよね〜〜エヘ・・・



 「って───えっ?・・・岩城さん?」



ちっちゃな香藤は、自分のその声でようやく目が覚めた。

まだ少しぼうっとしていたが、

とにかく、急いでその暖かい温もりから這い出した。


その途端、どアップになった───大好きな人の寝顔。



 「岩城さん・・・」



そう─────

香藤の体を、膝掛けごとそっと包んでいたのは、岩城の手と腕。

そこは岩城のベッドの中だった。

小さな香藤を押さないように、岩城は横向きに香藤を胸に抱き、

自らも布団を被っていたのだ。


嬉しくて、嬉しくて・・

早く岩城の声が聞きたくて、

岩城の笑顔が見たくて、

香藤は思わず岩城の頬に手を延ばしかけた。

だが、その手は途中で止まってしまった。



 「うそ・・・・・・岩城さん、まんま・・」



 ・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・

 ありがと・・

 大好き・・・岩城さん・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・

 でも このまんまじゃお仕事の服がしわくちゃ

 でも

 でも・・・・・・・・・起こしちゃダメ


布団の中で乱れていた岩城のネクタイを、

香藤は大事に大事に抱えて伸ばすと、

岩城の腕の中の膝掛けへと、そ〜っとまたもぐり込んだ。


そんな小さな香藤・・・少し大人の顔をしていた。





                        2007.12 すふらん







※いつもお世話になっております、すふらんさんからいただきましたv
晩秋(夜)企画に千尋さんから親指香藤くん編をもらって
それで私が少しだけ書かせていただき・・・
そしてそれに今度はすふらんさんが書いてくださいました(^o^)
萌え&幸せの連鎖ですね、とってもうれしいですv

ちっちゃな香藤くんの少しだけ大人の表情って・・・・いいなあv
早く大きくなるといいね・・・・

すふらんさん、素敵なお話ありがとうございますv