2006・春 2種 サイトの拍手お礼でした

「花の露だね・・・」
気怠さの中 眠気に吸い込まれそうになった時

香藤の声がした
「・・・ん・・・なんだ」
目を開けるのも億劫で・・・閉じたまま聞き返す
「岩城さんの汗・・・」
そう答えて俺の髪を軽くかき上げる

・・・またこいつは・・・

照れくささと呆れるのとで黙って顔をうずめる
俺と同じように汗ばんでいるその胸・・・
俺を抱くその胸・・・
「岩城さん・・・そんな可愛いしぐさ・・・反則だよ?」
その言葉に俺は黙って背中に腕を回した

「桜色」
仕事の合間
スタジオの中庭にある桜の木を見ていたら
ふいに強い風が・・・
その時に舞う桜の花びらが
愛しい人の肌を思い出させる
さーっと淡いピンク色に変わる美しい身体
しなやかに反る綺麗な線
明るくなるまで抱き合っていた感触を思い出す
今頃愛しいあの人は夢の中だろう
ああ・・・仕事早く終わらせて帰りたい・・
そしてまた<
あの身体をこの腕の中に・・・・