カチャ・・・

扉を静かに開けると やわらかい光の中に

規則的に動く塊があった

足音を立てずに近づけば

「ん・・・・岩城さん・・・・」

と声がする

覗き込むと 何とも言えない幸せそうな顔

「・・・・ただいま 香藤」

小さな声で囁く

仕事が長引き

伝えておいた帰宅時間が遅くなってしまった

待ちくたびれて眠ってしまったようだ

抱え込んでいる枕に広がる髪に触る

それに口づけを落とした



「岩城さん・・・俺 うれし・・・・・」

はっと顔をあげるが・・・・寝ている

どうやら寝言だったらしい

てっきり起きたのかと思って・・・・苦笑した

むにゃむにゃと言葉にならない音が続く





「おやすみ 香藤・・・」

明日はゆっくりふたりで過ごそう


目が覚めた時

最初におまえの目に映るのが俺の顔があるように

着替えたら隣に潜り込もう

自分らしくもない考えか・・・と思いつつも

少し子どものようにわくわくしながら その顔を見つめ続けた




by 日生 舞

駄文・・・失礼しました;;;

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