| 第81回 お互いサマ・・・・ |
| 扉絵は清嶺と宝。 キミの隣を独り占めッ★だそうです・・・・いやあ、らぶくっていいねv 最終回の一個前です・・・・・・涙。 前回、ジムの連中と喧嘩の上、殴られそうになった清嶺を庇い、怪我をした(全治2ヶ月!)宝ですが・・・・入院した翌日、目を覚ますと違う病室にいました(爆笑)。 テレビもソファーもついた特別室に移されていたようです(勿論あの一族の仕業)。びっくりの宝に清嶺の兄がお付きです。洋食がいいか和食がいいかと言う問いに「日本茶で・・・」と答えてしまう宝がおかしいです。 で、清嶺は家で謹慎させていると宝に伝えます。 しばらく頭を冷やさせる・・・・と兄は言いますが、宝は昨日の清嶺の様子が気になっているようですね。 なんと、あの清嶺が見舞った時に謝った!そうで・・・・(苦笑)。 そのらしくない様子が、宝には違和感を感じるもので・・・。 妙に静かというか冷静というか・・・・・そんな態度。 一方、入院手続きをする皓さんの元に亜也子さんが駆けつけます。 その時言う皓さんの、入院手続き、宝の方が詳しくてな・・・・この言葉が印象的でした。 そうですよね、家族を多く見送って来たのは宝なんですから・・・・なんとなく切ないです。 そして亜也子さん、宝の病室で付き添いです。 熱が出てうとうとした中、宝は亜也子さんを見て思うのです・・・・ ”キレイでまっすぐな気持ち 向けられた相手は怖くはないのだろうか?” この場合は亜也子さんの皓さんに対する気持ちなんですが、同時に清嶺の宝に対する気持ちを宝がどう受け止めるか・・・を暗示しているような気がします。 相手を独り占めにしたい! 相手の一番でありたい! その思いを持つことは正しいのか、怖くないのか、そんな問いを無意識にでもしているような気がするんです。 さてその清嶺ですが・・・・謹慎を受けている自宅で考えます。 宝が自分を庇った瞬間の自分が感じた思い、それは昔、亜也子さんを庇って大怪我をした自分と重なり、あの時の亜也子さんはどれだけ自分を責めたのだろうか・・・・ということ。 立場が変わって、大事なものに庇われた瞬間、庇われても苦しくて辛いあの時の感情がやっと分かった清嶺です。 なんか本当に清嶺ってある意味感情が欠落して成長していたんでしょうねえ・・・身体の大きさばかり。 だから、こういうことがあって初めて感じる痛さ・・・・・それを学んでいます。 そんなこんなの彼らを別に、寮の方では、入院した宝の代理を巡って大騒ぎです(笑)。 絶対嫌だと言い張る1年。2年の主だった者は生徒会や部の部長をやっていて暇はない・・・・そこでこの一言が言いました・・・・ 『それなら仕方がない 俺が短期で復活するか』by怜一 きょとんとする1年をよそに、恐怖に引きつる2年、3年が!(爆笑) いやあ・・・・ご愁傷様です。 この機会に1年も怜一の怖ろしさを味わっておくのもいいかも(笑)。 しかし受験生であることはいっさいこの人には関係ないのですね・・・・暇そうだし(笑)。 怖ろしい人だ・・・・・恐怖政治復活です。 入院準備をして家を後にする皓さん。 一人で住むには広すぎる家だよな・・・と意味深な言葉を残して再び病院に向かいます。 確かにね・・・。 で、病院では眠る宝に亜也子さんが付き添っています。 (まだこれは入院翌日の話ですね 今回は時間がゆっくり流れていますね) ここら辺のシーン・・・眠っている(本当は意識はある)宝の側で昼食を取る、ふたりの会話なんですが・・・・見ようによっては結構切ないシーンですよね。 まあ、皓さんは久し振りの日本で慣れなくて大変のようです。 銀行が合併してなくなっていたり、”お台場って何?”発言をしてみたり・・・その度に亜也子さんが補足説明をするのですが・・・・宝はそれを聞きながら思うのです。 昔のことを。 自分がまだ幼く、母も健在だったころ、すぐ迷子になる母親と宝を心配して、近所を駆け回る皓さんは頼りがいのある藤縞家のお婿さんだった・・・・と。 (それにしても家の近所でも迷う人ってすごい、すごすぎる!そうかあ、社会的には超天然だったんですね・・・・・お母さん;) それが今では完全な異邦人で・・・・汗。 でもまだまだ続くふたりの会話です。 皓さんは悩んでいると言います、自分は息子と一緒にいられて嬉しいけど、宝にはもう自分は必要ないのではないかと・・・・・。 でも真剣に言う皓さんを亜也子さんが笑います。 必要としなくなる日は来ないと。 『一生 たった一人のお父さんでしょう?』と・・・・・ それに頷く皓さん。 その言葉を聞いて宝は泣きます。 静かに泣きます。 ”親父の気持ちがどんどんこの女(ひと)へ傾いていくのがわかる・・・・・” キレイでまっすぐな言葉。 キレイでまっすぐな気持ち。 その言葉に皓さんが傾いていくのが分かったんでしょうね・・・・宝は。 それは当然な事だと分かっていながら、涙が出たんでしょうね・・・・淋しい?悲しい?でも嫌な事じゃない・・・・そんな複雑な感情が宝を包み込んだんだと思います。 亜也子さんの事は分かっていたことだから、今更ショックとか言うのではないと思います。親子として、子供としてそれは避けられない感情だったのだと。ましてや嫌いな人ではないわけで・・・・きっと、一眠りすれば、それは自分の望むことなんだけど・・・・でもやっぱり出た涙なんでしょうね。 うるうる・・・・・。 皓さん・・・・優しく酷いよね・・・・うるる(T_T)。 そんな気持ちの中、宝が思うのは姿を見せなかった清嶺です。 さて清嶺ですが、どうやら何か爺様から提案が出ているようで(命令ですかね;)、それに本当に従うのか?と征也さんが問います。 清嶺はどうせ拒否権がないなら・・・と素直に今回は従うつもりのようで・・・・ま、征也さんには清嶺が亜也子さんとの一件を思いだし、その気持ちを理解出来たことを感じてはいるようですね。 その上で、宝とは他人だと、他人は離れてしまえば縁は切れるものだと。 それで良いんだな?という確認をして・・・・。 清嶺、退学・・・・・・・で、当然のごとく、それは宝の知るところとなり・・・・。 宝は最初、征也さんをはじめ家の方での処分かと思い慌てて自宅へ電話します。 しかし本人が望んだと言うことを伝え海外に行くかも知れないと清嶺は電話を切ってしまいます。 さあ、納得出来ないのは宝ですよ。 淡々と話を進める清嶺に怒り爆発のようです(笑)。 むかつく!この気持ちだけで台風の来ている外へ飛び出します。 おいおい、アンタ安静でしょうに;;;; 何でも勝手に決めていく清嶺にぶち切れたようです。 着替えて、強風の中傘を吹き飛ばされながらも宝は清嶺の家へと向かいます。 清嶺、初めて宝が来た日もこんな夜だったと思い出しながら・・・・・何かを感じ求めるように玄関のドアを開けます。 そこには塀を乗り越えようとする宝の姿が! (良い場面なのに微妙に清嶺が呆れているところが・・・・でも嬉しかったんだろうね・・・) もう怒りにまかせて文句をぶつけます、宝。 自分自身のことだって、俺に相談もなく好きに出来ると思ってんのか!?と。 それには答えない清嶺。 尚も言おうとする宝にとりあえず家に入れと言うのです。 それでも言おうとすると・・・・ 『どうして欲しい? おまえは俺に。 俺はいつだっておまえの望むがまま、だ そうだろう?』 これ聞いて宝は泣くんですが・・・・。 個人的にはどうだろうとか・・・・。 だって、さっきまでアンタ宝のことはおいといて、自分で何処か行くって決めてたじゃん!って。 それなのに今それを言うの?って感じで・・・・・別に怒るとかそんなんじゃないし、処理をするのは宝なんだからいいんだけどね。 でもちょっぴり清嶺、ずるいよ・・・・とか思ったのです。 この期に及んでまだそういう言い方をするのか・・・・って。 もっとこう必死になるところを見せても良いような気がするんだけどなあ・・・・。 ま、それは清嶺のキャラじゃないし・・・・いいんだけど。 (思いっきり良くない言い方だな;;) この後、病室からいなくなった宝を心配している皓さんの所に、宝自身から電話があって・・・・もうふたりは落ち着いているのだけど・・・・何となくこの辺が納得いかないな〜私は。 この時も宝は考えているのよ、互いが互いの望む姿でいられるのはほんの少しの間だけなんだ・・・・道はそれぞれの方向に向いている・・・・って。 こう一歩さめた感じに描かれている所はあったのですが・・・・別にこの話自体はBLそのものにならなくても良いけど・・・・でもやっぱり同じ空間に・・・と願ってしまうな、私は。 あと1回でしょう・・・・何処までこんなのが描かれるのか・・・・次回はそれを考えると読むのが怖いようななんとも・・・・です。 それに亜也子さんと皓さんの事もどうなるのでしょうねえ。 もう家にはしょっちゅう来ているようだし・・・・ぶっちゃけ大人のふたりですから、どのようなおつき合いをしているのか知りませんけど?(うふふふ 変な笑い方すんな;;) 3年になれば家に戻ってきますよとか亜也子さん言っていますが・・・・どうだろうなあ〜、無理かも知れないよ?(^_^;) いっそのことこの家にみんなで住んじゃえ!(笑) 皓さんも名字とかどうするんだろうなあ・・・・。 ちょっと脱線しましたが・・・・手をつって、肩を固定していますが、宝復帰です。でも怜一が、10円ハゲが出来たとかいう話を流しておりました(爆笑)。鎖骨を折ったって言ってないのね、寮生には・・・・流石怜一。 で、次回は最終回! なんか突然怜一達の卒業式から始まってそうです。 (受験の苦しみとかないからね〜この人には) まだ先と思っていた(5、6月頃?)ので正直どのように展開するのかわかりません。 まだ片づいていない事いっぱいだよ〜;;; まあ、きっと最終回はみんな笑って終われると思うので、それを信じて次回を待ちます。 悲しいのか 淋しいのか 説明の出来ない想いで胸がいっぱいになった 見えないのに ふたりが微笑む顔が見えた気がした それは自分も望むこと 嬉しいこと それは確かなのに涙が止まらない 溢れ出る想いが涙に変わったような気がした 俺は何故泣くんだろう・・・・・ 2005・2・1 日生 舞 |